その他診療内容
まぶたに関わる病気も手術で改善をめざします
当院では眼瞼下垂(がんけんかすい)と逆さまつ毛(眼瞼内反)に対する手術も行っています。眼瞼下垂とは、加齢などによりまぶたを上げる能力が低下して、まぶたが下がってしまう病気です。逆さまつ毛とは、まぶたの皮膚が厚いことで皮膚が眼球側に折れ、まつ毛が黒目に触れて傷をつけてしまう病気です。先天的または加齢に伴い発症します。
加齢黄斑変性の治療(抗VEGF療法)
原因物質の働きを抑える薬剤を注入し、進行を抑えます
加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)とは、網膜に正常でない血管(新生血管)ができて出血を起こす病気です。物が歪んで見えたり、視野の中心が欠けたり暗くなったりして、放置しておくと、最悪の場合、失明することもあります。
VEGF(血管内皮増殖因子)という物質の働きが原因で発症するため、VEGFの働きを抑える薬剤を眼球に注射して、進行を抑えます。
オルソケラトロジー
オルソケラトロジー(子どもの近視治療)
スポーツをしている子どもに有効です
オルソケラトロジーとは、夜寝ている間に特殊なハードコンタクトレンズをつけて角膜を変形させ、近視や乱視を矯正する治療です。ラグビーなどメガネをつけるのが難しいスポーツをしている子どもに向いており、中度の近視であれば高い治療効果が見込めます。
夜間の装用を止めると視力が戻りますが、オルソケラトロジーを行っていた子どもの方が、行っていない子どもに比べて近視の進行速度が遅いという研究結果も出ています。
ツボ通電治療(仮性近視の治療)
ツボ通電治療(仮性近視の治療)
目の周りに電流を流すことで改善をめざします
ツボ通電治療を行うことで、仮性近視の改善が見込めます。仮性近視とは文字通り、本当の近視ではなく、一次的な目の調節機能の異常により発症します。具体的には、近くのものを見続けることで水晶体の厚さを調整する毛様体筋が緊張し、遠くのものが見えづらくなります。
目の周りに電流を流すツボ通電治療を行うことで、毛様体筋の緊張をほぐします。効果の程度はお子さまの状態により異なりますので、まずは一度、ご相談ください。
近視の進行を抑えるレンズ
近視の進行を抑えるレンズ
目の調節機能を補助する、特殊なメガネ用レンズです
当院では、子どもの近視の進行を抑えるために設計された、特殊なメガネ用レンズを取り扱っています。手元での作業など、至近距離にあるものを見る際の目の調節機能を手助けしてくれるレンズで、近視の進行を遅らせることができると考えられています。
近視の進行を抑える点眼薬
近視の進行を抑える点眼薬
効果が見込め、副作用もない薬を採用しています
当院では、近視の進行を抑制する効果が見込める成分の「アトロピン」を0.01%配合した点眼薬を処方しています。以前によく使われていた「1%アトロピン点眼薬」は、効果は高いものの、副作用が強いことが欠点でした。しかし近年、低濃度の0.01%でも十分な効果が認められ、副作用もないことが海外の論文で報告されています。
まぶたのけいれんの治療(ボトックス)
まぶたのけいれんの治療(ボトックス)
筋肉の働きを抑制する成分を注入し、けいれんの改善を図ります
当院では、顔の片側のけいれんやまぶたのけいれんに対して、ボトックス治療を行っています。
ボトックスとは、ボツリヌス菌という細菌から抽出できるたんぱく質の一種で、筋肉の働きを抑制する効果があります。ボトックスを注射することで筋肉の緊張をやわらげ、けいれんの症状を抑えます。
迅速アレルギー検査
迅速アレルギー検査
20分で8種のアレルゲンが特定できます
当院では、20分で結果がわかるアレルギー検査を行っています。指先から採血をするだけで、下記の8種のアレルギーの原因(アレルゲン)が特定できます。アレルゲンを知ることで、日常生活で気を付けなければならないこともわかります。
アレルギー検査で特定できるアレルゲン
花粉系
ハウスダスト系
まつ毛の貧毛症治療薬・グラッシュビスタ
まつ毛の貧毛症治療薬・グラッシュビスタ
利用された患者さまのうち、約80%が効果を感じています
まつ毛が「細い」「短い」「少ない」といった貧毛症の方が最近、増えています。当院では「グラッシュビスタ」という薬を使って治療を行っています。グラッシュビスタ開始後4ヵ月で、利用された患者さまのうち約80%の方が効果を実感しています。
料金 | ¥19,000円(診察代、税込) 70日分 |
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